黄金時代の気品を纏う——ロンジン「カラトラバ」
Cal.12.68Z
時計黄金時代である1950年代、ロンジンが誇る歴史的名機**「Cal.12.68Z」**を搭載した、極めて美しいカラトラバスタイルのタイムピースをご紹介します。
■ 時代を超越する「カラトラバ」デザイン
パテック・フィリップが源流とされる究極のドレスウォッチ様式「カラトラバ」。
本作は、洗練された流線型のラウンドケースに、力強いラグを備えた力作です。特筆すべきは、光の角度で表情を変える2トーンダイアル(セクター風意匠)。外周は経年による絶妙なパティナが乗り、新品特有の「枯れた美学」を感じさせます。
■ 意匠を凝らしたディテール
インデックス: アップライトの12-3-6-9のアラビア数字とクサビインデックスが、視認性と高級感を両立。
スモールセコンド: 6時位置の秒針には細やかなギョーシェ(同心円状)彫りが施され、手の込んだ当時の職人技を証明しています。
針: 鋭いドーフィン針が、正確に時を刻む気高さを演出します。
■ 歴史的名機「Cal.12.68Z」の鼓動
心臓部には、ロンジンの手巻きムーブメントの中でも「最高傑作の一つ」と称されるCal.12.68Zを搭載。
当時、軍用時計(ダーティ・ダース等)にも採用されたほどの堅牢さと、大型のチラネジ付き天符による精度の安定性は、現代の時計愛好家からも絶大な信頼を寄せられています。裏蓋を開けた瞬間に現れる、美しい仕上げのブリッジと金色の歯車のコントラストは圧巻です。
■ コンディション・仕様
知り合いの時計店にて 2025年 11月末日 OH済み
製造年代: 1950年代頃
ムーブメント: 手巻き(Cal.12.68Z) 17石 SWISS MADE
ケース径: 36 x 45 mm 当時としては大ぶりで現代的なサイズ感: 当時のアンティークは30〜33mmが多い中、36mmは「デカ厚」ブーム以降も人気が高い「使いやすいサイズ」として注目されます。
ベルト: 高級感のあるネイビーのスエード調レザーベルトを装着(未使用に近い状態)
動作: 稼働品。リューズの巻き上げもスムーズで、力強く時を刻んでいます。
ケース素材ステンレス
高さ10 mm
非防水
ガラスプレキシガラス
文字盤シャンパンカラー
文字盤の数字アラビアインデックス
ラグ幅18 mm